紫外線の背中にきびへの影響

太陽がニキビの原因?

日光を浴びることで、シミやそばかすが肌にできるということは一般的に知られていますが、実は太陽光線にはニキビを発生させる原因にもなっているのです。
太陽光線の中には目に見える光である可視光線と、目に見えない紫外線や赤外線があります。ニキビを悪化させるアクネ菌は、目に見える可視光線によって死滅するのですが、目に見えない紫外線の方は、アクネ菌の分泌物から活性酸素が発生させるため、毛穴に詰まった皮脂を酸化します。この酸化した皮脂は皮膚に炎症を起こしたり、傷をつけて跡が残る原因になります。

春から秋まで対策は怠らないで!

太陽の光をまったく浴びないのは体によくないのですが、過剰な紫外線が肌にあたる事が無いように。
季節的には夏(6〜8月)が一番強いのですが、春先から秋までの間は紫外線対策を忘れずに行う方が良いでしょう。時間的には正午の前後2時間が強く、曇り空であっても気を抜かないように。太陽が雲に隠れていても紫外線はあなたの肌に届いています。外出する際には日傘、帽子、日焼け止めなどのケアを忘れず行いましょう。

紫外線の種類とは

お肌の大敵である紫外線は、波長の長さにより3種類に分けられます。
そのうち地上に届くのはA波とB波の2種類ですが、それ以外にC波という紫外線が存在します。

 

A波(UV-A)

波長が320〜400ナノメートルで最も長く、表皮中のメラニンを黒く濃くさせるだけでなく、真皮にまで到達して、シワやたるみなど肌の老化を促進させます。
日焼けを起こすエネルギーに関しては、これとは別のB波が強いのですが、地表に届く量はA波の方が圧倒的に多いため、肌に与える影響は深刻なのです。
更にA波は雲や窓ガラスも透過するので、曇り空や室内にいる時にも注意が必要になります。

 

B波(UV-B)

波長は280〜320ナノメートルで、このB波の一部は地表に届く前にオゾン層に吸収されます。
B波の特徴としては、日焼けを起こすエレルギーが強いため、皮膚細胞のDNAを傷つけて肌を赤く腫れ上がらせ、ひどい場合は水ぶくれなどの炎症を引き起こすのです。
また、皮膚の炎症が治まった後も、メラニン色素を増加させるため、肌色を段々黒くしてしまいます。

日焼け止めを選ぶ指標

それでは、どんな日焼け止めを選べばいいのでしょうか。
日焼け止めには、その防御力の指標となる数値が表示されているので、まずはその数値の意味を理解したうえで、自分の肌のタイプ(日焼けに弱い・強いなど)に合わせたり、外出時間や季節によって使い分けることが重要です。

 

SPF

Sun Protection Factor の略称。
何も塗らなかった肌と比べて「B波によるサンバーンが起きるまでの時間を、どれだけ引き伸ばせるか」を示した数値です。
通常、日本人の肌がサンバーンを起こすには約20分ほどかかるため、SPF30なら「サンバーンを起こすまでの時間を20分×30=600分(10時間)」に引き伸ばせるということになります。
SPFの上限は50+で、50以上のものはすべて50+と表示されます。

 

PA

Protection Grade of UV-A の略称で、A波を防止する効果の程度を示した数値です。
+、++、+++、++++の4段階で表示され、+の数が多いほど効果が高くなることを表します。

 

日常的な生活の範囲内であれば、SPFは15〜20、PAは++くらいで十分です。
ただし、A波は窓ガラスを通過するので「自分は室内で過ごすから紫外線は関係ない」と思っている人でも、環境によっては対策は必須です。
海や山などの紫外線がより強い場所や、屋外で長時間で過ごす場合は、当然ながらSPF、PAともに高目の数値のものを使いましょう。
あわせて日傘や帽子、UVカット加工を施したサングラスなどを活用すると、さらに紫外線防止効果がUPするのでオススメです。