背中にきびケア 便秘

『お通じ』は健康のバロメーター

毎日順調に便が出る人、そうでない人との間には、お肌はもちろんのこと、健康全般に大きな差があります。
もちろん毎日健康な便が出るほど良いのですが、実際には現代人の『お通じ』事情は問題だらけになっています。ある調査によれば、実に女性の48%が便秘がちで、そのうち7割の人にいたっては、5日に1回しか便がが出ない状況にあります。

 

では、順調なお通じが無ければ何が問題なのでしょう?

 

実は体内に溜まった毒素の75%が便として排出されおり、もしこれが便秘によって何日も便が腸内に停滞したままになれば、有害重金属(水銀・カドミウム・鉛・アルミニウム・ヒ素など)が、腸の粘膜を通して再吸収されてしまう恐れがあります。

 

有害重金属は体の中で酵素の活性を低下させるので、新陳代謝を鈍らせてお肌のコンディションを著しく落とします。ニキビになりやすい一因ですね。
また、体重が増加したり疲れやすくなったり、神経系にも悪影響を与え、神経系にも悪影響を与え、イライラしたり情緒不安定にもなりやすいのです。

便の状態も注意しましょう

また、毎日の順調なお通じはもちろんのこと、便の状態もよく注意しておきましょう。

 

健康な人の場合、便の約80%が水分になっており、水分以外の残り20%の内訳というのは3分の1が食べたものの残りカス。あとの3分の2は、剥がれた腸の粘膜と腸内細菌になっています。
排便時に便が出にくい場合は、便の水分が75〜78%で、これが水分85%以上だと軟便、90%以上だと水様便(下痢)になります。

 

一般に大便の中には1g当たり1000億〜1兆の細菌がいて、大腸の中には600兆〜1000兆もの腸内細菌がいます。
腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)の3種類があり、当然善玉菌が多く存在していれば腸内環境は健康になりますが、悪玉菌の方が活発であれば病気のリスクが上昇します。
もうひとつの日和見菌は、善玉菌、悪玉菌の状態によって活動する、まさしく日和見状態にあり、いずれかの菌が活発な状態になれば、それに味方する性質を持っているのです。

便秘の解消は食物繊維で!は、間違ってる?

便秘の種類によっては、対処法が違うことを知らない人は結構多いんです。

 

便秘を解消するために、毎日の食事などで食物繊維を多く摂ったり、腸内細菌を整えるためにビフィズス菌を摂るのは間違ってはいません。
ただし、便秘の種類によっては、その対処法が違うことを知っておきましょう。

 

先に書いた便の状態で、硬い便(水分75%以下の便)が出る人は、水分不足の傾向にあります。そういう人はマグネシウムを多く含んだ水を飲むと、腸管で水をどんどん引き寄せてくれるので、硬い便も柔らかくなります。
また、腸を刺激する炭酸ミネラルウォーターも便意をもよおすきっかけになるので試してみてください。

 

あと、女性に多いのが、忙しくて便意を我慢しているうちに、知らず知らずのうちに便秘になってしまう人。
この場合は、特に便意がなくても食後に必ずトイレに行く習慣をつけるようにしてみましょう。

 

下痢と便秘をくり返す人の場合は、腸内環境の乱れが原因となっている事が考えられます。
そういう時は腸内の善玉菌を増やす、オリゴ糖やビフィズス菌を摂取してみましょう。